鉱物標本 アクアマリン 白雲母 原石 結晶

お取り置き・キープ・可能です。
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パキスタン産
1,105ct
51×85×45mm

こちらは純白な白雲母にアクアマリンが四方八方に成長したものです。
上に向かって成長したアクアマリンに重なるように、下へ向かって成長したアクアマリンがあります。
?(←このように生えております)
慎ましやかに育った小さなアクアマリンは透明でキラリとかがやいております。

アクアマリンは、エメラルドやモルガナイトと同じ、ベリルという鉱物グループの天然石です。

ベリル系の石は、色によって呼び名は異なり
ブルー:アクアマリン
緑:エメラルド
ピンク:モルガナイト
黄緑色:ヘリオドール
黄色:イエローベリル
褐色系の黄色:ゴールデン・ベリル
透明:ゴーシェナイト

と呼ばれています。

不純物を含まない純粋なベリルはほとんど無色ですが、様々な元素が混入することで、色鮮やかに変化し、とても美しい宝石になります。


結晶端面もほとんど整っております。


ベリルグループの石は、クラックやインクルージョンが多く見られます。「エメラルドと人間に傷のないものはない」ということわざがあります。

内傷やインクルージョンが多いエメラルドに比べれば、アクアマリンは比較的きれいで大きな結晶が産出されるため、無傷で美しい状態です。

モース硬度は7.5〜8。
硬さがありますが、石の内部クラックが原因で欠けたり割れてしまうことがあります。急激な温度変化や強い衝撃を与えないようにしてください。

端の部分がやや脆いのでお取り扱いにはご注意下さいませ。

厳重に梱包します。
　
また、アクアマリンはその名の通り、海と深い関わりを持った石です。　

ギリシア神話には、「海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった」と記されており、その為か又はその外見からか、海に投げ入れると瞬時に溶け込んでしまうと考えられていました。


古くからヨーロッパでは、お守りとしてまた宝石として多種多様な人々に愛用されてきました。

船乗り達は、この石を海の力の宿ったお守りとして大切に持っていたと伝えられました。

また、アクアマリンの特性がございます。

アクアマリンは、ローマ神話の月の女神　"ディアナ"の石とされ、"月の光を受けて輝く"という幻想的な言い伝えがあります。　

夜の照明の下で、美しく輝く宝石です。
その為、過去には夜会用の宝石として「夜の女王」、月光を受けて輝く「人魚石」など様々な別名でも呼ばれたということです。

中世から近世の社交界では夜会用の宝石として貴婦人たちに好まれ、フランス王妃"マリー・アントワネット"がダイヤとともに愛した宝石であるとも伝えられています。　


３月の誕生石であるアクアマリンは、エメラルド等と同じベリル（緑柱石）種のうち、青色のものがそう呼ばれます。　幸福・愛情・生命・富などを象徴する石で、あらゆる人間関係に潤いをもたらすとされ、古来結婚や出産のお祝いとして贈られてきた宝石です。

モスコバイトは、ヨーロッパへ輸入する際にモスクワを通って運んでいたことから名付けられました。また、「モスクワ市民」という変わった呼び名もこのことが由来です。

また、モスコバイトは古くから中国で漢方薬として使われていた石。
粉末状にして石薬として利用されていました。

＊風水のポイント

アクアマリンのような明るい石はリビングがオススメです。

リビングというのは、人がよく集まる場所で、家の中では最も重要な場所。
そんなリビングには、クラスターなどの大型の石を置くのが最も効果的です。

人が多く集まる場所は、様々な気が集中しやすくエネルギーの流れが強いです。

小さいパワーストーンだと、エネルギーの流れに負けてしまうため、ある程度大きな、感情やエネルギーをチューニングしてくれるようなパワーストーンがベストです。

高額な石ですので午前中のご購入がオススメです。